聖徒たちを整えて、奉仕の働きをさせキリストのからだを建て上げるために
  エペソ4:12

新訳『思考という名の戦場』
読みやすい
新しい訳となって帰ってくる



定価 1995円 (税込)


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     戦いは、思考のうちにある!

心配、疑い、混乱、憂うつ、怒り、自責の念……
これらはみな、私たちの思考に向かって仕掛けられた戦いです

あなたは、否定的な考えに悩まされていませんか?
もしそうなら、喜んでください。新訳『思考という名の戦場』が、あなたの必要に答えます。この本は今まで、思考という名の戦いで負傷し、傷ついた何百万人もの人たちを助け、希望を与え、勝利へと導いたのですから。

本書を読むと
1.「否定的な考え」という攻撃をかわし、平安と自由を取り戻すことができる。

2.人を破壊する考えとは何かをを知り、そのような考えの侵入を拒否する術を学べる。
3.神のみことば、祈り、賛美、その他霊的戦いに役立つ武具を身につける術を学べる。
4.間違った考え方に心が占拠され、荒野を脱出できない人たちに、どうすれば荒野を脱出できるか、その理論と実践を教えてくれる。

第一章

思考は戦いの場だ

なぜなら、私たちは血肉と戦っている [肉体を持つと闘っている] のではなく、あらゆる圧政や力に対し、またこの暗闇の世界の支配者たち[である悪霊の長たち]に対し、さらに天上の(超自然的な)領域を支配している邪悪な霊の勢力に対して戦っているのです。                            エペソ人への手紙6章12節

 

 このみことばは、私たちが今まさに、戦いの場にいることを教えています。さらに詳しく見ていくと、私たちの戦いは、人間に対してではなく、悪魔とその手下である悪霊たちに対するものだということがわかります。私たちの敵であるサタンは、周到に練られた計画と巧妙な罠により、戦略的に私たちを欺き、騙し、そうして私たちを滅ぼそうとするのです。

 悪魔はうそつきです。イエスは悪魔のことを、「……うそとあらゆる偽りの父である」(ヨハネ8:44)と呼ばれました。悪魔は、平気でうそをつきます。私たちについても、周囲の人たちについても、あるいは置かれた状況についても、まったくのでたらめを、あたかもそれらしく耳元で囁〈ルビ ささや〉くのです。しかし、一度にすべてのうそをぶちまけるわけではありません。

 悪魔は巧妙な手口で、私たちの思考に攻撃を挑むのです。たとえば、ちょっとガミガミ言いたくなるような状況をあえて作ったりします。他にも、疑惑や疑いを持ったり、恐れや物思いに耽〈ルビ ふけ〉ったり、理屈やこむずかしい理論にこねたりするような場面をセッティングするのです。悪魔は決して急がず、ゆっくりと慎重に罠を仕掛けてきます。つまり、周到に練られた計画を実行するには時間がかかるということです。悪魔は長い時間をかけて私たちを観察し、どうすれば私たちを破滅させることができるのか、周到に戦略を練るのです。

 何が好きで何が嫌いか、悪魔はよく知っています。それだけではなく、私たちが不安に思っていること、弱さ、恐れているものなどをよく心得ているのです。また、どんなことに最も煩わされるのかも知っています。私たちを滅ぼすためなら、惜しみなく時間を費やします。忍耐こそ、悪魔の得意とすることなのです。

 

要塞を打ち破る

なぜなら、私たちの戦いの武器は物理的なもの[血肉による武器]ではなく、神の御前で要塞をも打ち砕き、破壊するほど力強いものです。[そういうわけで私たちは]、神の[真の]知識に逆らう議論や理論、論説、またあらゆる高慢と高ぶりをも論破し、あらゆる考えと目的を虜〈ルビ とりこ〉にして、キリスト(救い主、油注がれた者)に服従させるのです。                                    コリント人への手紙第二 10章4−5節

 周到な戦略と巧みな罠により、サタンは私たちの思考の中に「要塞」を築こうとします。要塞とは、ある一定の考え方に縛られている(虜〈ルビ とりこ〉とされている)領域のことです。

 コリント人への手紙第二の10章4−5節で、使徒パウロは、サタンの要塞を打ち砕くために必要な武器はすでに私たちの手のうちにあると語っています。この武器については後で詳しく学ぶとして、今ここでは、私たちが霊的戦いの最中にあることをもう一度確認したいと思います。ところでこの戦いの場はどこにあるのでしょうか。五節を見るとその答えが明確に述べられています。 

 先の詳訳聖書訳をもう一度見てください。そこには、武器を手に取りこれらの議論を論破するべきだと教えています。悪魔は私たちと議論するのです。つまり、理屈や理論を並べ立て、それらを押しつけようとするのです。これらすべては、私たちの思考(心=マインド)の中で繰り広げられるやりとりなのです。

 だから、思考は戦いの場なのです。